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人生とは(下書き)

18歳で地元を離れた黒井小鳥が様々な経験を重ねながら人生とは何かを導き出して行く生き様を描いた小説(下書き)

プロフィール

k.kaminari

Author:k.kaminari
腐らずに残るものの一つに文字がある。
腐らずに残せる場所の一つにネットがある。
最早私は時代の主たる所からは外れている訳で、時代遅れと称される枠組みの中で、こんな活動をしては自己満足に浸るに過ぎない。
ただひとつ、これは生きた事を後に示す手段として、子として夫として父として揺ぎ無い愛を受け、そしてそれを又注げた我が人生が何たるか、万事が感謝に還る事を漠然とながらに証明したいと願うわがままなのである。

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  • 22-8 早出の依頼

「 "黒井(小鳥)"さん、だいぶ分かってきましたねぇ~ 」

指示されるよりも早くに立ち回った事で"竹本"主任に褒められた"小鳥"が、

( だいぶわかって来たかも・・ )

パチンコ店のスタッフとしてだいぶ馴染んで来た手応えを感じていると、

「 んあっ、"黒井(小鳥)"さぁ~ん・・ 体はキツくありませんかぁ?」

その様子を見ていたかの様に"甘党"マネージャーが声を掛けて来て、

「 はい、だいぶ慣れてきました・・ 筋肉痛も無くなったし、大丈夫です・・」

「 そう!ん~あっ、それでは~ 明日から早出してみますか?」

「 えっ、早出ですか?」

「 そうですよ、一時間でも多く出れば、その分お給料も多くなるし・・ もし大丈夫ならお願いしたいのよ・・」

こんな依頼をするのだった。

それに対して"小鳥"が、

「 はい、でも僕なんかが早出をして、お役に立ちますか?」

と言うと、

「 アハハァ~ ん~あっ、いいわね"黒井(小鳥)"さぁ~ん、その謙虚さ・・」

と"甘党"マネージャーは優しい笑顔になり、

「 大丈夫ですよぉ~ アタシは中抜けしてて遅番の時間帯はほとんど見ていませんが、"黒井(小鳥)"さんががんばって仕事をしている事は"竹本"主任からちゃんと聞いてますからぁ・・」

と言うのだった。

「 あぁ・・ はい 」

( なるほど、ちゃんと見ているってのは、こういう事なんだ・・ )

要するに、"甘党"マネージャーが居ない間は、"竹本"主任がその目も含めた代行をしていて、報告、連絡、相談がしっかり行われている訳である。
「 では明日から毎日、2時からホールに出て下さい・・」

「 えっ、ずっとですか?」

「 嫌ですか?」

「 いえ、とんでもない・・」

「 "黒井(小鳥)"さん、期待してますから・・ 奥さんの為にもがんばるのよ・・」

「 はい、ありがとうございます 」

( この人・・ 俺の事好きなんじゃねぇの?)

と"小鳥"が思ってしまいそうな程、この"甘党"マネージャーは何かと"小鳥"を気に掛けて、そんな"甘党"マネージャーの存在を心強く思った"小鳥"は、

( マネージャーがいるなら・・ )

早番に混じって働くという事に対しても大いなる勇気を貰い、臆する事無くパチンコ店スタッフとしてステップアップする事になった。
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