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小鳥(ことり)

Author:小鳥(ことり)
指差し指されの人生も、独りじゃ出来ない人の興。良も不良も時々に、白でも黒でも無いと知る。「人ではじまり、人に終わる」 ただそれだけの事。

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  • 23-2 切れ目

" スッタカタカタカ・・ "

1コースを覗き、

( 居ない・・ )

" スタスタ・・ "

2コースを覗き、

( 居ない・・ )

" スタスタ・・ "

3コースを覗き、

( 居ない・・ )

" スタスタ・・ "

4コースを覗き、

( 居ない・・ )

" クルッ "

「 すいません、マネージャーはどこにいますか?」

振り返ったカウンターで"甘党"マネージャーの居所を尋ねると、

「 あぁ、たぶん事務所に行ったと思いますけど・・」

早番のカウンタースタッフの言葉は、とても Maybe なものだったが、それでもホールに見当たらないとなれば、

" スタスタスタスタ・・ "

迷いも無く一目散に事務所を目指して走っていた。
" ガチャッ "

一枚目の扉を開けて、

" スタスタスタ・・ "

そして二枚目の事務所の扉を

" トントンッ "

すると、

「 はぁ~ぃ、どうぞぉ 」

中からは、間違い無く"甘党"マネージャーの声がして、

" ガチャッ "

「 失礼します・・」

「 あらぁ~"黒井(小鳥)"さん、どうしたのですかぁ~ 」

「 あの、すいません・・ 今日で約束の一ヶ月ですが、社員になれるのでしょうか?」

「・・・」

しばらくの沈黙の後、"甘党"マネージャーから出た言葉は、

「 あらっ、そうでしたっけ・・」

その瞬間、これから冬も本格的になろうかというのに額に汗が滲み出た"小鳥"は、

「 ではこれで、辞めさせて頂きます 」

そう言って事務所を飛び出すと、

" スタスタスタ・・ "

静かに出入り口の自動扉を目指していた。

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