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人生とは(下書き)

18歳で地元を離れた黒井小鳥が様々な経験を重ねながら人生とは何かを導き出して行く生き様を描いた小説(下書き)

プロフィール

k.kaminari

Author:k.kaminari
腐らずに残るものの一つに文字がある。
腐らずに残せる場所の一つにネットがある。
最早私は時代の主たる所からは外れている訳で、時代遅れと称される枠組みの中で、こんな活動をしては自己満足に浸るに過ぎない。
ただひとつ、これは生きた事を後に示す手段として、子として夫として父として揺ぎ無い愛を受け、そしてそれを又注げた我が人生が何たるか、万事が感謝に還る事を漠然とながらに証明したいと願うわがままなのである。

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  • 23-2 切れ目

" スッタカタカタカ・・ "

1コースを覗き、

( 居ない・・ )

" スタスタ・・ "

2コースを覗き、

( 居ない・・ )

" スタスタ・・ "

3コースを覗き、

( 居ない・・ )

" スタスタ・・ "

4コースを覗き、

( 居ない・・ )

" クルッ "

「 すいません、マネージャーはどこにいますか?」

振り返ったカウンターで"甘党"マネージャーの居所を尋ねると、

「 あぁ、たぶん事務所に行ったと思いますけど・・」

早番のカウンタースタッフの言葉は、とても Maybe なものだったが、それでもホールに見当たらないとなれば、

" スタスタスタスタ・・ "

迷いも無く一目散に事務所を目指して走っていた。
" ガチャッ "

一枚目の扉を開けて、

" スタスタスタ・・ "

そして二枚目の事務所の扉を

" トントンッ "

すると、

「 はぁ~ぃ、どうぞぉ 」

中からは、間違い無く"甘党"マネージャーの声がして、

" ガチャッ "

「 失礼します・・」

「 あらぁ~"黒井(小鳥)"さん、どうしたのですかぁ~ 」

「 あの、すいません・・ 今日で約束の一ヶ月ですが、社員になれるのでしょうか?」

「・・・」

しばらくの沈黙の後、"甘党"マネージャーから出た言葉は、

「 あらっ、そうでしたっけ・・」

その瞬間、これから冬も本格的になろうかというのに額に汗が滲み出た"小鳥"は、

「 ではこれで、辞めさせて頂きます 」

そう言って事務所を飛び出すと、

" スタスタスタ・・ "

静かに出入り口の自動扉を目指していた。

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