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人生とは(下書き)

18歳で地元を離れた黒井小鳥が様々な経験を重ねながら人生とは何かを導き出して行く生き様を描いた小説(下書き)

プロフィール

k.kaminari

Author:k.kaminari
腐らずに残るものの一つに文字がある。
腐らずに残せる場所の一つにネットがある。
最早私は時代の主たる所からは外れている訳で、時代遅れと称される枠組みの中で、こんな活動をしては自己満足に浸るに過ぎない。
ただひとつ、これは生きた事を後に示す手段として、子として夫として父として揺ぎ無い愛を受け、そしてそれを又注げた我が人生が何たるか、万事が感謝に還る事を漠然とながらに証明したいと願うわがままなのである。

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  • 24-5 疑心の思い出1

つくづく人生とは強気と弱気の繰り返しなのだが、今回の様に何かが気になって仕方が無い症状は、"小鳥"が小学生の低学年だった頃に、すでに一度現れていた。

「 ねぇねぇ~ 」

「 何だい"クロキン( 小鳥 )"~ 」

「 ちっと見てほしいんだけど・・」

「 いいよぉ、どこ?」

親切に答えてくれた同級生に、

" クルッ!"

「 俺のケツやぶっちねぇ( 破れてない )?」

「 やぶっちねぇよ・・」

「 いや、もっとよく見でよぉ・・」

「 ん?だって、どこもやぶっちねえって・・」

「 もっかい見でよ・・」

" ぐりぐり・・ "

これでもかという程にケツを突き出した結果、

「 うわっ!ちょっと"クロキン(小鳥)"・・ マジでやぶっちねえがら・・」

「 んがい( そうかい )・・」

あからさまに嫌悪感を示される事になった。

制服のズボンの股下には継ぎ目があり、例えば何かしらの力が集中的に掛かった場合、

" ブリッ・・ "

それに沿って裂けてしまう事も確かにある。

しかし、普通に下半身を動かしている限り、そう簡単に破れる様な事は無く、では何故に"小鳥"がこんな質問をしつこく同級生にしたのか?
それは"小鳥"が一人で下校していた時の事だったが、

" テクテク・・ "

寄り道もせずに下を向いて進んでいると、気付いた時にはすぐ前方におしゃべりをしながらタラタラと歩いている同じ小学校の女生徒の一団が見えた。

このままでは追い付くに違いない状況で、急に歩くスピードを緩める事もわざとらしく思えた"小鳥"は、

" テクテクテクテク・・ "

明らかな早歩きでその横を通り過ぎた。

するとこの時、

" ヒソヒソヒソ・・ "

「 ぎゃははははは・・」

( ? )

気のせいには出来ぬタイミングで女生徒達の甲高い笑い声が聞こえたのだった。

それが何故なのか気軽に尋ねる事が出来なかった"小鳥"は、帰宅して制服を脱いだ時になって、

(!)

女生徒達の笑いが、やはり自分に向けられていたと確信する事になった。
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