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人生とは(下書き)

18歳で地元を離れた黒井小鳥が様々な経験を重ねながら人生とは何かを導き出して行く生き様を描いた小説(下書き)

プロフィール

k.kaminari

Author:k.kaminari
腐らずに残るものの一つに文字がある。
腐らずに残せる場所の一つにネットがある。
最早私は時代の主たる所からは外れている訳で、時代遅れと称される枠組みの中で、こんな活動をしては自己満足に浸るに過ぎない。
ただひとつ、これは生きた事を後に示す手段として、子として夫として父として揺ぎ無い愛を受け、そしてそれを又注げた我が人生が何たるか、万事が感謝に還る事を漠然とながらに証明したいと願うわがままなのである。

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  • 25-3 不活性な休日に

夜中の帰宅が至ってノーマルな暮らしになって数ヶ月、眠りから目覚めれば昼に近く、

「 おはよう・・」

「 おはよう、起きたけぇ~ 」

「 あぁ・・」

" カチチチッ・・カチチチッ・・ "

台所からガスコンロに着火する音が聞こえると、

" ヒュルルル~・・ "

やかんはすかさず蒸気の音を鳴らし、

「 はい!コーヒー・・」

「 サンキュッ 」

"小鳥"は"葵"が出してくれるコーヒーを舌をかばい気味に一口すすり、

" シュポッ・・ "

「 ふはぁ~~ 」

とたばこに火をつける。

そして"葵"は、

" プシュッ "

「 ゴクゴクッ・・ふは~ 」

"小鳥"の休日は昼からビールを飲み、

" ガヤガヤ・・ "

テレビが虚しく存在感を出す空間で何かしらの家事をこなす。

「 "リー(小鳥)"ちゃん、6時位に出るから・・」

そう言ってベランダに出た"葵"に、

「 あぁ・・ 」

と返事をした"小鳥"は、ブラウン管を無感動に眺めた。

毎月毎月の給料日に出る"葵"のため息もそうだったが、

「 なんで"リー(小鳥)"ちゃんは無理と遠回りするで?」

「 バカいっちょぉ、こっちの方が早いら・・」

「 何言ってるでぇ、絶対遠回りだって・・」

「 なんでわかるだ・・」

「 もういい・・」

買い物の時ですら、山梨が地元である"葵"は"小鳥"の選ぶルートに不満を見せたし、

「 酒とタバコを辞めるくらいなら死んだ方がマシ・・」

何度も聞いたお決まりの台詞も笑いが添えられる事は無くなっていて、考える事は多かったのである。
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