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人生とは(下書き)

18歳で地元を離れた黒井小鳥が様々な経験を重ねながら人生とは何かを導き出して行く生き様を描いた小説(下書き)

プロフィール

k.kaminari

Author:k.kaminari
腐らずに残るものの一つに文字がある。
腐らずに残せる場所の一つにネットがある。
最早私は時代の主たる所からは外れている訳で、時代遅れと称される枠組みの中で、こんな活動をしては自己満足に浸るに過ぎない。
ただひとつ、これは生きた事を後に示す手段として、子として夫として父として揺ぎ無い愛を受け、そしてそれを又注げた我が人生が何たるか、万事が感謝に還る事を漠然とながらに証明したいと願うわがままなのである。

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  • 25-5 出発

「 どうで?」

「 どれ・・」

仕上げの付けまつ毛に接着剤を塗り、それが乾くまでを待っていた"葵"は顔を上げ、

「 上はいいけど、下は違うら・・ 何で"リー(小鳥)"ちゃんはそこでそれを選ぶかなぁ・・」

「 そう?」

「 ほらアレがあったじゃん・・ こないだ買ってあげたスラックス、アレならバッチリだよ・・」

「 へい!」

おとなしく煙を上げるたばこを口に戻しながら、ダメだしを受けたズボンをすばやく脱ぐと、

「 ちょっと・・」

「 ん?」
「 ちゃんとたたんでよ・・」

「 へい!」

恥ずかしげも無くズボンを下ろした所で、"葵"は最早照れもせず、つくづく人間は慣れる生き物である事を証明していた。

"小鳥"が言われた通りの身支度を終えると、

「 いいじゃんいいじゃん! さぁ行くけ?」

「 あぁ・・」

"葵"はなかなかのテンションで缶ビールを片手にバッグを抱えて立ち上がり、二人は久方ぶりの外食にいよいよ出掛ける事となった。
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