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小鳥(ことり)

Author:小鳥(ことり)
指差し指されの人生も、独りじゃ出来ない人の興。良も不良も時々に、白でも黒でも無いと知る。「人ではじまり、人に終わる」 ただそれだけの事。

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  • 25-5 出発

「 どうで?」

「 どれ・・」

仕上げの付けまつ毛に接着剤を塗り、それが乾くまでを待っていた"葵"は顔を上げ、

「 上はいいけど、下は違うら・・ 何で"リー(小鳥)"ちゃんはそこでそれを選ぶかなぁ・・」

「 そう?」

「 ほらアレがあったじゃん・・ こないだ買ってあげたスラックス、アレならバッチリだよ・・」

「 へい!」

おとなしく煙を上げるたばこを口に戻しながら、ダメだしを受けたズボンをすばやく脱ぐと、

「 ちょっと・・」

「 ん?」
「 ちゃんとたたんでよ・・」

「 へい!」

恥ずかしげも無くズボンを下ろした所で、"葵"は最早照れもせず、つくづく人間は慣れる生き物である事を証明していた。

"小鳥"が言われた通りの身支度を終えると、

「 いいじゃんいいじゃん! さぁ行くけ?」

「 あぁ・・」

"葵"はなかなかのテンションで缶ビールを片手にバッグを抱えて立ち上がり、二人は久方ぶりの外食にいよいよ出掛ける事となった。
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