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小鳥(ことり)

Author:小鳥(ことり)
指差し指されの人生も、独りじゃ出来ない人の興。良も不良も時々に、白でも黒でも無いと知る。「人ではじまり、人に終わる」 ただそれだけの事。

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  • 28-1 空想

( あぁ・・ もっとお金があればなぁ・・ )

二千円札がもたらした"葵"との和やかな夜を思い出せば、

( どうやったら毎日昼間っからパチンコ打って暮らせる様になるズラかぁ・・ )

涼しげな表情でほぼ毎日訪れるマダムと、汗を流しながら心に無理をして笑顔で働く自分を比べて、

( 俺も毎日遊んで暮らしてぇよ・・ )

何故に自分がそちら側では無いのか、どうしたらそちら側になれるのか、不思議に思うばかりだった。

ホールで良く動いてみた所で、それに応じて手当てが付く事は無く、しかも副業が禁止である以上、それ以外の仕事をこなす訳にもいかず、要するに、

( はぁ・・ )

行き着く所は溜め息でしかなかった。
早出や残業による手当てを期待しても、一日は漏れなく24時間で、そこに全人類の平等が敷かれている以上、どんなに我武者羅にがんばってみようとしても、睡眠や通勤、食事や脱糞に費やすマストタイムを差し引けば、働ける時間にはやはり限りがあり、

( 俺だけ48時間にしてくれねぇかなぁ・・ )

などと願ってみた所で、それが不可能である事は容易く理解出来て、やはり地道にこつこつと今在る道を進むしか無いと思い直すも、

" ヒョィッ!"

( いかんいかん・・ )

" ヒョィッ!"

( いかんいかん・・ )

ふとした時の空想は、大金を掴んで"葵"と笑顔で過ごしている自分を映し出していて、その度に今という現実に自分を引き戻しては目の前の業務に身を注ぎ、はたしてそれが本当にゆとりのある暮らしに通じているのかどうかもわからぬながら、それでもそうと信じて頑張るしかなかった。

奥付
この度は 『 人生はギャンブル 』 ご愛読頂き誠に有難うございます。
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