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人生とは(下書き)

18歳で地元を離れた黒井小鳥が様々な経験を重ねながら人生とは何かを導き出して行く生き様を描いた小説(下書き)

プロフィール

k.kaminari

Author:k.kaminari
腐らずに残るものの一つに文字がある。
腐らずに残せる場所の一つにネットがある。
最早私は時代の主たる所からは外れている訳で、時代遅れと称される枠組みの中で、こんな活動をしては自己満足に浸るに過ぎない。
ただひとつ、これは生きた事を後に示す手段として、子として夫として父として揺ぎ無い愛を受け、そしてそれを又注げた我が人生が何たるか、万事が感謝に還る事を漠然とながらに証明したいと願うわがままなのである。

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  • 30-4 曇天の晴れ間は束の間で

子供が生まれて家庭が広がる事よりも、"葵"と二人、夫婦であれる事が大切なのだと気付かされてから、点滴付けの数日を経て、お粥の食事の数日を経て、車でこっそりと喫煙する数日を経て、いよいよ退院の日はやって来た。

「 おかえり・・」

「 ただいまぁ~」

二人の日常は価値観を変えて再び動き出し、

「 まじで良かったよ・・」

「 ありがと・・」

" プシュッ "

「「 かんぱい!」」

"小鳥"はにこやかにビールをほうばる"葵"を優しく見つめながら、一度は諦めた暮らしが条件付きながら取り戻せた事に安堵していた。

そして、"葵"の車椅子を押して歩く姿を想像しながら、

( 好きな事を何でもさせてやりたい・・ )

と思った自分が、これからの日々をそう築き上げて行く事を全く疑っていなかった。

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