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人生とは(下書き)

18歳で地元を離れた黒井小鳥が様々な経験を重ねながら人生とは何かを導き出して行く生き様を描いた小説(下書き)

プロフィール

k.kaminari

Author:k.kaminari
腐らずに残るものの一つに文字がある。
腐らずに残せる場所の一つにネットがある。
最早私は時代の主たる所からは外れている訳で、時代遅れと称される枠組みの中で、こんな活動をしては自己満足に浸るに過ぎない。
ただひとつ、これは生きた事を後に示す手段として、子として夫として父として揺ぎ無い愛を受け、そしてそれを又注げた我が人生が何たるか、万事が感謝に還る事を漠然とながらに証明したいと願うわがままなのである。

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  • 32-5 奇怪な様

玄関を出て辺りを見回した"小鳥"は、二階建てのアパートの端に設けてある階段に向かって歩き出していた。

そこに"葵"が座り込んでいる可能性を感じたのである。

しかし、

( いねぇか・・ )

そして、駐車場の外灯が届かない暗がりを次々と探してはみたものの、

「 はぁ~ 」

結局アパートを一周してしまうと、的を絞った捜索に焦りを覚えた。
駐車場には変わらず車が止まったままで、そこに目を向けた"小鳥"はいっそ車で探しに行こうかとも思ったが、暗がりで身を潜めている"葵"が最有力な現実だと強く予想していた手前、車道から"葵"を捜索する決断は出来なかった。

そして、

「 一体どこにいっちまったんだよ・・ 」

投げやりに再び玄関を開けてアパートの中を覗き、"葵"の気配が無い事をそれ程驚く事も無く確認して振り返ったその時、

( ん?)

駐車場に止まる車の後ろに、横たわる人の足がはみ出しているのが見えたのだった。

「 "イー(葵)"ちゃん!」

咄嗟に"葵"の名を叫んで駆け寄った"小鳥"が目にしたものは、とても普通とは言えない"葵"の姿だった。
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